塩尻で認知症への対応学ぶ体験会 市民らがロールプレイで声かけ・見守りを実践
2026/03/01
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塩尻市などは2月28日、市保健福祉センターで、認知症の人への声かけ・見守り体験会を開いた。初の試みで、市民ら約30人が、認知症の基礎知識や症状のある人に遭遇した場合の対応を、講義とロールプレーイング(役割演技)で学んだ。
ロールプレーイングは小グループに分かれ、▷地域のゴミステーションではない場所にゴミを捨てる▷サンダル履きの手ぶらで独り山に歩いて行く▷通帳が盗まれたと混乱している―などと場面設定し、参加者が声かけを体験した。声をかける側は「名前を名乗る」「話を聞き一緒に行こう・やろうと言う」「会話しながら(本人のこだわりから)話題を変えていく」など、相手の行為を受け止め気持ちに寄り添いつつ、対応のこつを学んでいた。
認知症の人は周囲の人の支え方で、行動や心理面の二次的症状が軽減するとされる。講師を務めた市社会福祉協議会総務課の岩佐慶さん(53)は「尊厳を守ることが大事。自分がされて嫌なことはしない。住み良いまちをつくるならば、社会がモデルチェンジする必要がある」と語った。
研修を受けた市地域包括支援センターの職員ら「市認知症地域支援推進員」が企画した。




