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2025年

アルウィンの利用停止 松本山雅の損失を県が半額負担

2026/02/28
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 松本市神林の県松本平広域公園総合球技場(サンプロアルウィン)の鉄骨部材の一部が落下した問題で、県は27日、復旧まで同球技場を利用停止にしたことで、サッカーJ3松本山雅の運営会社が被った損失の一部を負担すると発表した。同球技場をホームスタジアムとする松本山雅が、試合会場を変更したことなどに伴い発生した費用などの半額に当たる2416万2868円を負担する。
 県都市・まちづくり課によると、試合会場変更に伴う▽選手やスタッフの移動費用▽広告看板や資器材の移送費用▽ホームゲームでのイベントのキャンセルに伴う損失―などの半額と、シーズンパスの返金に伴う経費の半額を県が負担する。
 部材落下は昨年10月2日に発見され、県は2月末まで、フィールドの利用を停止している。松本山雅はホームゲームの4試合を他会場に変更し、損失が発生していた。
 部材落下の予見は困難で、建築構造の専門家らによる検討会から「県の管理に法的な過失はない」とされたが、松本山雅の活動が地域に大きく貢献していることや、損失が同社の経営に影響を及ぼす金額であることなどを勘案して「半額負担」と決めた。
 県と松本山雅で損失の負担に関する協議を行い、今月15日に和解の合意書が締結されたという。県は開会中の2月定例県議会に、負担に伴う補正予算案などを追加提出する。