春本番間近 福寿草咲く 塩尻・山ノ神自然園
2026/02/27
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塩尻市が広丘高出で実施している観測で最高気温が16.6度まで上昇した26日、霧訪山(1305メートル)の麓にある山ノ神自然園(下西条)では、冷え込みで遅れていたフクジュソウやセツブンソウの開花が進んだ。ここ数日の高温に加え、25日にまとまった降雨があったことで、山々でも春に向けた季節の足取りが加速している。
霧訪山登山口近くに位置する「たまらずの池」の周りにはフクジュソウの群生地があり、26日は土手の上のほか、日光が当たりにくい斜面でも開花が進んだ。登山の途中で足を止める人も多く、「2週間前はそんなに咲いていなかったのに」などと驚いていた。
自然園を流れる小川沿いにはセツブンソウの自生地がある。開花が始まったばかりで、咲いているのは10株ほどだったが、1センチほどのはかなげな花が春の訪れを告げていた。
長野地方気象台によると、県内は3月上旬まで平年比で気温が高い状態が続く見通しとなっている。フクジュソウ、セツブンソウとも遅れを取り戻し、例年並みの3月中旬に、ミズバショウは下旬に花のピークを迎えそうだ。来園者や登山者を迎えるため、自然園を整備している下西条みどりの会は群生地を保護するため、園路との間にロープを張る準備を急いでいる。同会の蒲沼晃さんは「一気に春になりそうな勢い。忙しくなりそう」と話していた。



