清水中の3年生チーム 電池で走る自動車全国レースで好成績
2026/02/27
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松本市の清水中学校美術部技術班の3年生6人が、昨年12月に鈴鹿サーキット(三重県)で開かれた充電式単3電池40本を動力源に走行する車両のレース「エネワン・スズカチャレンジ」(ホンダモビリティランド主催)で好成績を収めた。3輪以上のカテゴリー「KV―40」の素材に制限があるクラスに中学生として唯一参戦し、企業や大学、高校などのチームと競い、56チーム中9位に食い込んだ。
サーキットを3周(約17.4キロ)し、タイムを競うレース。完走が難しい上、今回は雨が降り、スピンして失格になるチームが続出した。視界不良の中、6人は「安全運転で走りきる」を目標に、タイヤ近くに見える白線を頼りに、一度もスピンすることなく1時間28分50秒でゴールした。
本格的なものづくりがしたい6人が集まり、車を製作。メカニックは大槻輝さん、原朋彰さん、平岡芳さん、中村智稀さん、ドライバーは野口光英さん、大塚翔太さんが担当した。
2年生の夏に設計を始め、形になったのは3年生の秋ごろ。人があおむけに乗る形の車で、木材やプラスチック板などを用い、軽量化を図って側面は部分的に丸くくりぬいた。試験走行を繰り返し、問題点の改善を重ねた。部長の大槻さんは「友人と協力して一つの物事や複数の改善点に取り組めて、大会で完走できてうれしい」と喜びを語る。
別の車も並行して製作し、昨年11月に開かれた大会の中学生クラスで優勝するなど実力は高い。現在はレースに出た愛車の実用化を目指して保安部品を取り付けており、3月に認定試験に挑戦する。




