レゾナック塩尻事業所に壁画アート 旧中山道沿い、志学館高生徒が協力
2026/02/26
後で読む
塩尻市宗賀の製造業・レゾナック塩尻事業所は、自社のコンクリート塀を地域の子供たちが描いた絵で彩る活動を始めた。旧中山道沿いに約700メートルにわたる塀を壁画でいっぱいにして、街道を行き交う観光客や市民の印象に残る塩尻の新名所にしたい考えだ。第1弾で、塩尻志学館高校(塩尻市)の生徒らの作品3枚を掲示した。

正門のある南側の塀で、平出一里塚や平出遺跡方面に向けて東西に延びる。設置されてから少なくとも50年は経過しているという。灰色で殺風景だとし、絵で彩って一新することにした。
志学館の作品は、美術の授業を選択する3年生9人が手掛けた。自動車部品関連の製品、精密な製品を作る工場、同社イメージカラーの青色から、車や研削盤、歯車、波のような勢いを表す抽象画などを連想した。支給された縦1.6メートル、横1.2メートルのアクリル板3枚にペンキで描いた。
24日に塀の前で完成披露式があり、関係者が集まって祝った。生徒の宮坂透さん(18)は「みんなで頑張って完成させたので喜んでもらえるとうれしい」と話していた。
今後も市内の子供たちに参加を求め、作品を掲示する。井原栄治所長は「観光客や市民に、中山道にいい印象や思い出を持ってほしい。壁画を塩尻の新たな名物にして地域貢献につなげたい」と話している。



