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2025年

アルプス公園の動物園 大規模改修が順調に進む

2026/02/25
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 松本市郊外のアルプス公園の動物園・小鳥と小動物の森で、施設の大規模改修が終盤に入った。昭和53(1978)年9月の開園から50年近くがたち、老朽化した施設を順次手直しして、終わった所から再公開している。動物の生育環境を改善するとともに、来園した人たちが動物をより見やすく、身近に感じられるようにする。
 2月にはハクビシンがいる小獣舎の展示スペース前面が、従来の金網からガラス張りになった。動物と触れ合えるふれあい広場は従来の水鳥舎と一体化させ、カモが泳ぐ池を新たに設ける。農家の縁側をイメージした意匠とする計画で、3月いっぱいで工事を終え、動物の入れ替えなどを経て再公開する。
 令和8年度から9年度にかけては、内部に入れるバードホールを旧もうきん舎の跡地に設ける。郷土の鳥類を集める施設とし、フクロウやヤマガラ、キジなどを展示する方向だ。
 新しいバードホールは屋根を設ける。現在のバードホールは全面を金網で覆っていることから、飛んでいる野鳥のふんなどが入り込む懸念がある。鳥インフルエンザが流行する秋から翌年春までの長期間、閉鎖を余儀なくされている問題を解消する。
 大規模改修は平成29(2017)年度~令和14年度を事業年度としており、総事業費6億8800万円を見込んでいる。これまでにタヌキ舎、サル舎、イノシシ舎などの改築をした。新しいバードホールの建築で、大きな工事は一区切りとなる見通しだ。

前面がガラス張りになった小獣舎