梓川高生 松本市会に請願 「新庁舎に展望スペース」 3年生3人が学びの集大成
2026/02/21
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松本市議会と交流事業を実施してきた梓川高校(松本市)の3年生有志3人が20日、新たに建設する市役所庁舎に眺望を楽しむための空間(展望スペース)を設け、土日曜・祝日と夜間の一部の時間帯を開放することを求める請願を市議会に提出した。高校生による請願は平成29(2017)年2月定例会の松本工業高校(松本市)以来9年ぶり。3月9日に予定する市議会2月定例会の市役所新庁舎建設特別委員会の審査に出席し、趣旨説明を行う。
3年生の降幡玲央さん(18)、青山愛紀さん(18)、粟津原輝さん(18)が市役所を訪れ、阿部功祐議長と吉村幸代副議長に請願書を届けた。請願に必要な紹介議員は、全6会派の議員が名を連ねた。
市議会との交流事業で令和6年10月に中心市街地で実施したフィールドワークで、地元住民から「新庁舎は市民に開かれた庁舎であってほしい」という意見を得たことが請願の契機となった。
他市の庁舎を視察したところ、安曇野市役所はパノラマラウンジや眺望デッキが整備され、長野市役所も市民が気軽に立ち寄って景色を楽しめる空間が整備されていたとし、松本市の新庁舎にも同様の対応を求める。建設基本計画に掲げている「松本城と共に時を刻む庁舎」を実現することにもつながるとの文言も添えた。
請願書を阿部議長に手渡した降幡さんは「市議会と交流してきた3年間の集大成として、形に残るものを残したい。市民や観光客にメリットがあると思うので分かりやすく説明して請願を通したい」と話していた。




