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2025年

災害時の対応を児童学ぶ イオンモールで丸の内消防署が講座

2026/02/19
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 大型商業施設・イオンモール松本(松本市中央4)と松本広域消防局丸の内消防署(同市城西2)は18日、松本市の源池小学校5、6年生約70人を対象にした防災講座を同モールで開いた。防災設備を案内し、119番通報や救急車内の救急活動の体験などを提供して、火災や地震、救急に関する正しい知識の理解を促した。
 屋内には応急担架づくり、119番通報、防火衣と空気呼吸器などの着用を体験できる場を設け、丸の内消防署の署員が講師を務めた。毛布と長い棒でできる応急担架の要点を説明し、防火衣などを試着してもらって装備の重さを紹介した。屋外では煙道体験などを用意。イオンモール松本の従業員は、防災設備の散水栓や送水口などを案内した。
 丸の内消防署員による講義の時間では、火災の煙は有毒ガスが混じっていることなどを解説した。「火事になる原因と命を守る方法を知ることで備えになる」と強調し、防災グッズの用意などを促した。5年生の長谷川陸君(11)は「普段体験できないことをして、防災について楽しく学べた」と話していた。
 実際の装備や訓練に触れた体験を通し、災害時の子どもの判断力を養おうと、災害拠点として機能強化を進めるイオンモールが実施を提案。同消防局の丸の内消防署と庄内出張所が協力した。同署の横山功一署長は「地震、台風、熱中症など危険と隣り合わせ。危ないと思ったら冷静に判断してほしい」と話していた。

ストレッチャーについて解説を聞く児童