安曇野市議会3月定例会が開会 中山市長が所信表明 前市政「できる限り継承」
2026/02/19
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安曇野市の中山栄樹市長の就任から1カ月となる18日、市議会3月定例会が開会した。中山市長はあいさつで「(故・太田寛)前市長が掲げた政策をできる限り継承し、社会情勢の変化等による新たな課題にも取り組む」と決意を示した。議員たちは一般質問で中山市長の政治姿勢をただし、太田前市政から引き継ぐ政策の具体化手法や中山カラーを見極める方針だ。
中山市長にとっては就任後初の定例会。あいさつでは「私に課せられた使命は市政を停滞させることなく着実に前へ進めていくことだ」と強調し、まず取り組むこととして物価高対策、精神障害者の医療費助成の拡大、4カ所の児童クラブの整備などを挙げた。
一般質問は3月4~6日に行われ、大半の議員が登壇する見込みだ。昨年11~12月の前定例会では開会日翌日に太田前市長が死去。2期目の施策を問う予定だった議員が「次期市長のビジョンを踏まえて議論すべき」として、急きょ質問を取り下げる動きがあった。
今回はその延長として、中山市長の施政方針や、太田前市長が意欲を示したフィルム・コミッション(映像ロケ誘致・支援団体)設立などの考え方が問われる。ある議員は「太田前市長の政策を引き継ぐといっても、中山市長は太田さん本人と違う。もっとカラーを出していい」と促す。
18日に提出した議案は、総額481億8000万円の新年度一般会計当初予算をはじめとする39件。3月19日の最終日には、1月から空席となっている副市長の人事案や、国の子ども・子育て支援金徴収開始に伴う国民健康保険税引き上げの条例改正案を追加提出する。




