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2025年

私有林整備を朝日村が計画 民間主体で複数の山林一括管理

2026/02/18
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 朝日村が西洗馬地域の山林で、民間主体の私有林整備を計画している。国の「森林経営管理制度」を活用して6年間、調査・確認してきた山林所有者のニーズを、意欲ある林業会社とマッチングした。集約可能な私有林と民間ならではの施業ノウハウを生かし、より効率的で収益化が期待できる〝健全な森林〟づくりを目指す。整備開始は今年末となりそうだ。

 武居城跡西側の内山沢沿いの山林で計画している。これまでの調査で長期的な森林整備におおむね同意した所有者の山林を、横山木材(松本市岡田伊深)が整備する。複数の山林を一括契約で管理することで、作業道網の構築など山林全体に目が行き届く効率的な林業経営が可能となるという。
 村は、令和2年度から同制度を活用して計画策定や森林整備に向けた山林所有者へのアンケート、対面による意向調査を進めてきた。しかし、私有林の境界確認や利益分配など調整が複雑化し、昨年6月の検討委員会で村主体による実施は困難と判断。現状のニーズでの森林整備に前向きな横山木材による民間主体の整備に切り替えた。
 今後は、横山木材が整備に向けた境界確認や森林経営計画策定などの手続きを進め、今夏にも所有者側と契約を結ぶ見通しだ。
 今月7日には村役場で所有者向けの説明会が開かれ、約30人が参加した。村産業振興課は「一刻も早く整備を開始し、取り組みの成果を近隣の私有林にも広げていければ」と話している。

村が民間主体に切り替えて私有林の整備を進める内山沢沿いの山林