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2025年

白鳥が旅立ち 安曇野で北帰行始まる

2026/02/17
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犀川近くの水田上空を飛ぶ白鳥(16日午前9時57分、安曇野市明科中川手)

 安曇野市で越冬しているコハクチョウがロシアのシベリアへ旅立つ「北帰行」が本格的に始まった。保護活動を行う「アルプス白鳥の会」によると、2月上旬には最大で617羽を数えたが、2月10日すぎから減り、16日朝は423羽になった。残る白鳥も3月末ごろまでに飛び立つ見通し。
 同市明科中川手の犀川近くの水田では、餌をついばんだり、上空を飛び交ったりする群れの姿が確認できた。今季は昨年10月10日に初飛来が確認された。先月末から2月初めにかけては日本海側に大雪をもたらした寒波の影響で多くの白鳥が安曇野に南下。昨季の飛来数283羽を大幅に超え、令和3~4年の650羽以来4季ぶりに600羽台に達した。
 今季は飛来数が多かった分、北帰行のペースも速く、1日に100羽近く飛び立つ日もあるという。白鳥の会の会田仁さん(76)は「子や孫を見送る気持ちになる。元気にけがなくまた来季戻ってきてほしい」と話していた。