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2025年

旧井上本店マリオット系列ホテルに 9年度中開業、客室は全222室 「モクシー」ブランド県内初

2026/02/14
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 令和7年3月末で閉店した松本駅前の百貨店・井上本店(松本市深志2)が、松本市内初の外資系ホテルに生まれ変わることが決まった。土地建物を取得したホテル業や不動産業などのエム・ケー・ケー(同市島内、藤巻好仁社長)が13日、世界最大級の米国ホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルとフランチャイズ契約を締結したと発表した。9年度中の開業を予定している。
 マリオットが世界展開しているホテルブランド「Moxy(モクシー)」を冠した「モクシー松本」として開業する。モクシー・ホテルは県内初。国内では東京と京都、大阪に計4店舗がある。
 建物は地下1階・地上7階の鉄骨鉄筋コンクリート造で、延べ床面積は1万3595平方メートル。建物を大規模改修し、1階はチェックインカウンターと一体化したバーを中心にラウンジやDJブースなどを配置する。2~7階を全222室の客室とする。1室当たりの広さは平均で20~25平方メートルを想定する。
 モクシーはバーでチェックインするのが大きな特徴。ルームキーを受け取るついでに飲み物が楽しめる。宿泊客だけでなく外来客もバーが利用できる。エム・ケー・ケーは「松本の伝統と現代的なデザインを融合させ、宿泊ゲストと地元の人々が交わる新たなコミュニティー拠点を目指したい」とする。
 内装の解体工事には昨年11月に着手している。ホテルとしてのデザイン案をマリオット側と協議中で、合意次第、ホテルとしての内装工事に入る。地下1階のテナント誘致も今後進める予定だ。
 エム・ケー・ケーは旧井上本店の別館だった「コングロエム(旧ベルモール25)」を再生し、書店を中核テナントとする商業ビルを運営している。藤巻社長は「モクシーの大胆でソーシャルなエネルギーは、国内外の旅行者に強く響くと確信している」と語る。

モクシー松本のイメージ図