安曇野・穂高有明に木工体験工房開設へ 作家のアトリエ改装し里山再生活動PR
2026/02/14
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安曇野市の里山再生計画に基づく活動「さとぷろ。」を広めようと、市里山再生支援機構(さとぷろ。機構)は4月、穂高有明の木工アトリエを改装して「さとぷろ。工房~夢スペース~」を開く。交流スペースやプロ仕様の木工機材を備え、木材加工のワークショップ(WS)や市産材の販売イベントを計画。木に触れ、作品を形作る体験を通して、市産材の活用や里山再生への理解を広める狙いだ。

工房の建物は平成21(2009)年から昨年10月まで、木工作家の宇田川隆さん(67)=穂高有明=が営む「アトリエ宇―sora―」として使われていた。木造2階建て延べ約230平方メートルで、1階南側の工房スペースには木材を切ったり削ったりできる大型の加工機材が備わる。北側は台所がある交流スペース。2階は住居部分で、風呂やトイレ付きだ。芸術家が泊まり込みで制作活動をする「アーティストインレジデンス」などでの活用も模索する。昨年12月には実験的に婚活イベントを開催。男女計12人が木製食器の加工やジビエカレー作りで仲を深めた。
長年「さとぷろ。」に携わり地域産材の活用に取り組んできた宇田川さんが、アトリエを退居するタイミングで市に活用を打診。故・太田寛前市長の強い意向もあり、広く市民が利用できる施設としての整備計画が立ち上がった。
宇田川さんは工房開設後も木工体験の指導者として運営に携わる予定だ。「どんな使い方ができるか、訪れた人に想像を膨らませてほしい」と期待する。
3月28日にオープニングイベントを開催する。オープン後は「さとぷろ。サポーター」に登録した人が利用できる予定。問い合わせは市里山再生支援機構(電話0263・75・6668)へ。



