「スマドリ」で松本を活性化 ヘルス・ラボ、企業と連携しプロジェクト発足
2026/02/14
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市民の健康増進やヘルスケア事業の創出支援をしている松本ヘルス・ラボ(理事長=臥雲義尚松本市長)は13日、スマドリ社(東京都)と松本市役所で共同記者会見し、酒を飲む人も飲めない・飲まない人も楽しめる新しい生活文化「スマートドリンキング(スマドリ)」を松本の街づくりに生かす、「松本スマートドリンキングプロジェクト」を発足させたと発表した。
適正飲酒の啓発セミナー開催、スマドリを生かした街づくりの施策を考案するワークショップの開催、松本独自のノンアルコールカクテルの開発などを計画している。プロジェクトを通じて市民の健康増進や地域経済の活性化につなげる。
スマドリは、アサヒビールが令和2年に始めた「お酒とのいい関係を長く楽しめる社会」をつくる活動で、多様性のある飲酒文化の創造と責任ある飲酒の推進を軸に、にぎわい・消費と健康・多様性の両立を目指している。地域連携は東京都渋谷区に続き2例目になる。
記者会見で臥雲理事長は「健康増進の課題の一つだったお酒の飲み方にアプローチする機会ができ、松本ならではの料理に合う新しい飲み物を開発・普及していくことが期待される」と述べた。同社の高橋徹也社長は「健康と地域の魅力を高める松本市の街づくりに積極的に協力していきたい」と語った。
同社によると、20歳以上の人口約9000万人のうち、酒を飲めない・飲まない人が約5000万人を占めている。ヘルス・ラボによると、飲酒習慣がある人は60歳以上で増えているが、20~30代で減っている。松本市に宿泊する外国人の国別割合で上位のタイ、米国、香港では日常的に酒を飲まない人が50%前後で、「飲酒習慣のない日本人や外国人観光客に合わせた飲料の提供が必要」との課題も浮上している。



