60歳以上対象 塩尻ロマン大学 内容刷新へ 期間短縮、講座に名称変更
2026/02/13
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おおむね60歳以上の塩尻市民を対象とした、2年課程の生涯学習講座で、26年続く「塩尻ロマン大学」が、本年度入学の26期生を最後の卒業生として終了する。新年度は「塩尻ロマン講座」に名称を改め、期間や回数を短縮・変更して、シニア世代がより学びやすい環境を整えて参加者を募っている。
新講座は、ロマン大学が2年課程・全50回(1年25回)に対して半数以下の「1年課程の11回」。講義内容は人気の高い▽健康・安全▽文化・教養▽地域理解の3分野に絞る。受講料は年額1万円を3000円に引き下げる。対象は学習意欲が盛んな市内の60歳以上で定員40人。
ロマン大学は、新しい知識に触れ視野を広げ、仲間づくりや社会参画を促す目的がある。平成12(2000)年度に始まり、約1600人が卒業。初期に作られた校歌「ロマン大学のうた」は毎回授業開始時に口ずさむ。絆が深まって多くのサークル活動が生まれ、現在も続く事例がある。
令和元年度から事務局を担当する市社会教育スポーツ課によると、過去には100人余が受講した年もあったが、新型コロナウイルス禍を機に定員割れが見られるなど受講希望者が減少。定年延長などで働くシニアが増え人生の選択肢が広がる一方、高齢化に伴いけがや病気、家族の介護で離脱する人がいて、体調や健康リスクを鑑み大学の卒業要件の「7割(35回)以上出席」に重圧を感じ尻込みする人も少なくない。「幾つになっても学ぶ楽しさを諦めないでほしい」と大幅変更した。
同課担当職員の林奏芽さん(23)は「形は変わるが目指すところは一緒。構えず気楽に世界を広げる意味で参加を」と呼び掛ける。希望者は27日までに同課(電話0263・52・0905)へ申し込む。




