感謝の心の大切さ説く タイムス広告会主催・清水寺の森清範貫主が講演
2026/02/13
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中信地方の有力企業でつくるタイムス広告会(永瀬完治会長)は12日、松本市本庄1のホテルブエナビスタで新春特別講演会を開いた。清水寺(京都市)の貫主で、師走の風物詩となっている「今年の漢字」を揮毫することでも知られる森清範さんが「清水の舞台から」と題し、生きていく上で心の持ちようが大切であることなどを、関西人らしいユーモアを交えながら穏やかに語り掛けた。
タイムス広告会の会員と一般参加者を合わせて約800人が聞き入った。森さんは椅子に座っている観客に向けて「座っていられることが奇跡」と話しかけ、「日々に感謝がないと生きている意味がない」と日常を問題なく生きられることへの大切さを説いた。
戦争の愚かさについても語った。ロシアの文豪・トルストイの「日露戦争論」を取り上げ、殺生を禁止する仏教と愛を大切にするキリスト教が戦うことが矛盾しているとの内容を示し「戦争は人の心の中で生まれる。戦争をしないためにも、心に平和のとりでを持たなくてはいけない」と強く語りかけた。



