安曇野市がHP刷新 情報見やすく AI活用で検索機能も充実
2026/02/13
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安曇野市は、市の公式ホームページ(HP)をリニューアルした。アクセス時に最初に表示される「フロントページ」を新たに設け、AI(人工知能)を搭載した検索機能も追加。情報の見やすさと探しやすさを向上させた。
5日から利用できるようになった。フロントページには「くらし・行政情報」「観光」「移住」の三つのアイコンと、検索フォームを表示。「くらし―」にアクセスすると、市民向けの情報を多く掲載する従来の市HPに、「観光」は市観光協会HP、「移住」は市の移住者向け特設サイトに移動する。
検索機能にはアイアクト(東京都)が開発したAI「コグモサーチ」を導入。「○○地域の燃えるごみの収集日を知りたい」といった会話文を入力すると、情報を掲載した個別のページのリンクを表示。米オープンAI社の生成AI「ChatGPT」がHP内の情報を参照して補足回答を生成する。
従来の市HPは市民向け、観光客向け、移住者向けの情報が混在し、ページ数は5000超に上っていた。同市は観光地や移住先としても人気で市外からのアクセス数も多い。フロントページで目に触れる情報を最小限に絞って利用目的に応じた「交通整理」をするようにした。
市は、本年度一般会計当初予算に債務負担行為としてHPの構築費と、令和12年度末までの運用費計約4300万円を計上していた。市によると、検索機能に搭載されたAIはウェブサイトの訪問履歴や滞在時間といったデータを収集するが、これらに個人を特定する情報は含まれない。市秘書広報課はChatGPTが生成した回答はあくまでも補足で、参照元のページを確認するよう呼び掛ける。
同課は「市の魅力が伝わるデザインにもこだわった。ぜひ一度使ってみて」と話している。




