0000日(木)
2025年

バレンタインに花を贈ろう ラナンキュラスが人気

2026/02/11
後で読む

 14日はバレンタインデー。近年では、農林水産省も推進しているフラワーバレンタインの文化が広まりつつあり、男女を問わず切り花に愛や感謝を込めて贈り合う。元は海外の文化で、「世界で最も花が贈られる日」とされる。3月の送別シーズンを控え、フラワーバレンタインを皮切りに切り花商戦が春の需要期に突入する。
 安曇野市三郷温のハマ園芸安曇野本店によると、フラワーバレンタインの認知度は年々高まっている。春の花を集めた専用のブーケも用意して需要に応えており、バラやチューリップ、ガーベラなどが人気だ。中でもラナンキュラスは「1輪でも存在感があるのでお薦め」だという。
 松本市和田の生産者企業・フラワースピリットは、ラナンキュラスの生産量が年間で280万本と全国一を誇る。ラナンキュラスだけで約100品種を扱っており、3月に出荷のピークを迎える。海外でも人気が高く、市場を通じてオランダや米国、アジアなどにも輸出されている。
 ラナンキュラスは地中海沿岸地域などが原産。夜間は園芸ハウス内をボイラーで温めて1日平均10度前後で管理している。一つの花に養分を集中させるために、脇芽を1本ずつ手作業で丁寧に取り除いている。手間が掛かるため、他の生産者はやらないという。
 花の大きさも色も形も多彩で、中にはバレンタインデーに適したチョコレート色の花もあるという。川崎哲弥社長は「相手の気持ちに合った1本を選んでほしい」と語る。
 ハマ園芸では、女性が男性にバレンタインギフトを贈る場合、切り花よりも多肉植物や観葉植物を選ぶ傾向もある。ハートの形をした多肉植物の「ハートホヤ」も並び、同店の眞峰駿介さんは「バレンタインデーにぴったり」と薦める。

フラワースピリットを通じて出荷されるラナンキュラス