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2025年

衆院選 松本市の投票率大幅上昇 県内19市で7番目 初の1桁汚名返上

2026/02/11
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 8日に投開票された衆議院議員選挙で、松本市の投票率(60・04%)が県内19市の中で7番目に高かった。衆院選で順位が1桁だったのは、記録が残る昭和35(1960)年以降で初めて。各種選挙で松本市の投票率は最下位か下位に低迷することがほとんどで、汚名返上となった格好だ。
 令和6年の前回衆院選と比べて投票率が上がる市が多い中、松本は6・23ポイントも上昇し、上昇幅が大きかった。特に若年層の関心が高く、年代別では10~40代が8~11ポイント上がった。全投票者に占める期日前投票者の割合は前回選比13・2ポイント増の47・3%で、半数近くに及んだ。
 市選挙管理委員会は投票率が伸びた理由について、選挙運動の一つとしてSNS(交流サイト)が定着し、若い世代にも情報が伝わりやすくなったことを挙げる。松本の上昇幅が大きかったことについて、元政治記者の臥雲義尚市長は10日の定例記者会見で「新たな候補者が立候補したことが、関心を引き上げる要因になった」と述べた。
 加えて「公職選挙法の時代錯誤さが顕在化した」とも述べ、選挙期間中でも政党のインターネット広告に量的な規制がなく、資金力がある政党ほど有利になる現状を疑問視した。「インターネット選挙の量的規制、選挙運動と政治活動の線引き、公平公正が問われる必要がある」と述べた。