厳寒の美 氷瀑青白く 王滝の新滝 連なる氷柱
2026/02/11
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立春を過ぎても木曽郡内は厳しい冷え込みに包まれ、10日朝の木曽町開田高原では氷点下15・5度と今季最低を記録した。この寒さに支えられ、王滝村の新滝では氷瀑がピークを過ぎてもなお迫力ある姿を見せている。
落差30メートルの滝には、太く伸びた氷柱が滝口付近まで連なり、青白い光を返してそびえ立つ。滝の裏側に入ることができる「裏見滝」として知られ、天井から垂れ下がるつららが鍾乳洞のような景観をつくり出している。
岐阜県中津川市から訪れた会社役員の男性(66)は「最盛期とは違う、変化の途中ならではの美しさがある。氷が生きているようだ」と話し、形を変えつつある氷瀑にカメラを向けていた。
滝へ向かう遊歩道には雪が残り、場所によっては凍結もある。滝周辺では水しぶきが凍り付いて足元が非常に滑りやすく、軽アイゼンなどの滑り止め具がないと歩きにくい状況だ。




