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2025年

塩尻志学館高の生徒が高齢者と交流 探究学習で考えた体操・ゲームで笑顔届ける

2026/02/07
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 塩尻市の塩尻志学館高校の1年生6人が3日、同市大門八番町のグループホーム・グレイスフル塩尻を訪れ、入居する高齢者9人と交流した。同施設の理学療法士に助言を受け、高校生たちが認知症の人でもできる健康体操やゲームの内容を事前に考えて、提供した。
 交流は約40分間で、左右の動きが異なる手指の体操や「後出しじゃんけん」「風船バレー」などに取り組んだ。動作の目的を分かりやすく伝える工夫もした。風船バレーは130回以上ラリーが続くグループもあり盛り上がった。入居者の神戸澄子さん(84)、林時子さん(88)は「若返った」と喜んでいた。
 本年度の「産業社会と人間 シオジリ学」の授業の一環で探究学習として取り組んだ。福祉・介護や医療に興味のある生徒7人が「長く健康でいるための取り組みを広める」をテーマに集まり、昨年10月に学習を本格化させ、グレイスフル塩尻をこれまでに3回訪問し、利用者の身体状況や生活環境の確認、安全で楽しくできる体操の内容を検討し準備した。助言した同所の理学療法士・小松燎さん(32)は「少しでも介護に興味を持ってほしい」と願っていた。
 看護師を目指す女子生徒(16)は「やっていくごとに笑顔になってもらえた。コミュニケーションの取り方も学べた」と話した。

健康でいるための体操やゲームを考え高齢者に提供した高校生たち