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2025年

安曇野への白鳥飛来 500羽超える 4年ぶり 大雪の影響で南下か

2026/02/07
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 越冬のために安曇野で過ごすコハクチョウの飛来が最盛期となった。2月に入り4年ぶりに500羽を超えた。各地で愛くるしい姿を見せている。
 越冬地の一つ、犀川白鳥湖(豊科田沢)では6日朝、白鳥は羽繕いをしたり水に潜ったりした後、グループごとに飛び立って出掛けて行った。写真を撮ろうと訪れた人も。祖父母と訪れた東京都の小学校4年生・下平航輔君(10)は「幼鳥も一緒に4000キロも飛んで来てすごい」と目を輝かせた。
 同日までに白鳥湖で395羽、御宝田遊水池(明科中川手)で200羽を数え、飛来数は計595羽に。500羽超えは令和3年の650羽以来4季ぶり。アルプス白鳥の会代表・会田仁さん(76)は「東北や新潟などの越冬地が大雪のため、餌を食べられなくなって南下した可能性もある」と話す。昨季までの2年間は200羽台だった。例年は見られない国天然記念物オオヒシクイが24羽、マガン19羽も確認されており、大雪の影響とみられる。
 シベリアに旅立つ「北帰行」は2月中旬に始まる。会田さんは「白鳥たちは体を休めて栄養を付け、家族そろって無事に旅立ってほしい」と願う。市民には「スマホで撮影しようと田んぼに入り込むなどしないよう遠くから静かに見守って」と呼び掛ける。

渡り鳥のカモと愛くるしい姿を見せる白鳥たち(犀川白鳥湖)