朝日美術館・村歴史民俗資料館の改修完了 4月初旬観覧再開
2026/02/06
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昨年4月から全面休館にして進められてきた、朝日村古見の朝日美術館・村歴史民俗資料館の改修工事が完了した。老朽化した電気設備機器や照明器具、内装を一新し、省エネに配慮しつつより快適に観覧できる環境を整えた。4月初旬の観覧再開に向けた準備がこれから本格化する。
同館は、平成4(1992)年に村歴史民俗資料館として開館し、14年に展示室部分を増設して朝日美術館が併設された。村の歴史や暮らし、文化を物語る土器や民具、ゆかりの芸術家の絵画・彫刻作品などを展示する。
照明器具は、従来の電球や蛍光灯、水銀灯を、より寿命が長い発光ダイオード(LED)に切り替えた。村や施工業者によると、展示物を自然光に近い色味で観賞できる美術館・博物館施設用の照明で、照度も高く調光も自在だ。展示物に不自然な影が出にくい間接照明にも心を砕く。内装は壁紙や天井のボード張り、窓のロールカーテン、カーペットなどを新調した。壁面素材の改善などで、ピン張りからピクチャーレールまで柔軟な展示が行えるようになった。
5日に竣工検査が行われた。越川豪副村長は「(スタッフの)夢が実現できる施設となった」と述べ、百瀬司郎教育長も「従来はやや薄暗く感じられていた館内が爽やかな明るさとなり、世界が一変した感じ。展示物も色が映えてより鮮明に楽しめると思う」と期待した。学芸員の青木啓子さんは、4月の再開に向け「展示物の魅力・可能性をより引き出せるよう、企画・展示も頑張りたい」と意気込んでいた。
改修工事費は5774万円。




