松糸道路、安曇野市内の区間着工 市道の付け替え始まる
2026/02/03
後で読む

松本地域と新潟県糸魚川市を結ぶ地域高規格道路・松本糸魚川連絡道路について、県が安曇野市内の新設区間「安曇野道路」の工事に着手した。長野道に新設する安曇野北インターチェンジ(IC、仮称)周辺や犀川右岸のルート上にある、既存の市道と農業用水路を付け替える。市はこれに関連し、途中に設置される明科IC(仮称)へのアクセス道路を整備する準備に入った。
安曇野道路の区間延長は安曇野北ICから高瀬川右岸道路までの4キロ。このうち安曇野北ICから約2キロの中間地点に設置する明科ICまでは犀川右岸に盛り土をして片側1車線の道路を整備する。現地では、ルート上にある堤防沿いの市道(累計2135メートル)を東側に移して付け替えるため、水田の耕土を重機ではぎ取る作業が始まった。付け替え工事は12月ごろまで続く予定で、用水路の移設は田植え前の完了を目指す。
一方、市は明科ICと、河岸段丘上の国道19号を結ぶ東西約700メートルのアクセス道路を整備する。幅5メートルの既存市道を約11メートルに拡幅して片側1車線とし、国道との交差点に右折レーンや信号機を新設する。昨年12月ごろから用地買収を進めており、来年度には一部工事に本格着手する。
安曇野北IC─明科IC区間については、道路が整備できた段階で利用を先行開始する予定だ。開通時期は未定で、県安曇野建設事務所整備課は「周辺道路の交通渋滞の緩和につながる良い影響が出ると思う。安全かつ円滑に工事を進めたい」とし、市建設整備課は「県の事業進ちょくと足並みをそろえて進めたい」としている。



