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2025年

イオンモール松本 大規模災害時に駐車場提供 松本市と協定 支援車両の待機場所に 

2026/02/03
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  松本市とイオンモール(本社・千葉市)は2日、「大規模災害時における被災者への救助活動協力に関する協定」を締結した。市は大規模災害発生時に大型商業施設・イオンモール松本(中央4)の駐車場を可能な範囲で提供を受け、他の自治体から災害支援で駆けつけた支援車両の待機場所とする。
 市地域防災計画では他の自治体から応援に駆けつける職員の活動拠点を、イオンモール松本に隣接した市勤労者福祉センターと定めている。令和6年度に実施した図上防災訓練では1日に最大600人の職員が同センターで活動することが想定されたとし、支援車両の駐車場の確保が懸案事項になっていた。
 市役所で締結式が開かれ、臥雲義尚市長とイオンモール東日本支社北関東・甲信越事業部長の阿蔵美鈴さんが協定書に署名した。
 臥雲市長は「これからの防災は公助・共助・自助の組み合わせといわれているが、民間・企業の力も欠かせない。官民連携で災害対応力を高める」と話し、阿蔵さんは「協定を締結して終わりではなく、訓練を重ねることで初めて実行性のあるものになる。災害時に確実に機能する協力体制を構築したい」と応じた。
 イオンモール松本は最大2200台の駐車スペースがあり、災害発生時には勤労者福祉センターに近い1600台分の駐車スペース(晴庭立体駐車場約1万5000平方メートル、晴庭平面駐車場約7000平方メートル)を開放する。支援車両は主に中心市街地で電気、ガス、通信などのインフラ復旧の業務に当たる。
 市はこれまでにイオングループと四つの災害協定を結んでおり、応急生活物資の提供や災害ボランティアのための駐車場の提供を受ける協力体制が築かれている。

協定書に署名した臥雲市長と阿蔵さん(右)