平和への思い 音楽で共有 初企画のコンサートに200人 笹賀公民館と松本看護大・短大
2026/02/02
後で読む
世界中の子どもたちが『戦争を知らない子どもたち』になれますように―。そううたった「平和を願うジョイントコンサート」が1日、松本市笹賀の松本看護大学・松本短期大学で開かれた。音楽を通じて人の輪を広げる笹賀公民館の通年事業「音楽の風景」に位置づけ、趣旨に賛同した松本看護大と松本短大が初共催。平和だからこそ奏でられる音楽の喜びを満員の来場者約200人が共有した。
自然、平和、日々の暮らしなどをテーマに歌い続ける市内のフォークソンググループ「ぽこ・あ・ぽこ」と、障害のある人たちが社会的自立を目指して結成する楽団「ケ・セラ」が出演した。
ケ・セラは「いのちの歌」や「負けないで」など10曲を披露。「手のひらを太陽に」は手話で歌詞を表現し「パプリカ」は松本短大介護福祉学科の学生らと共演した。喝采の拍手に応えたアンコールではぽこ・あ・ぽこと一緒に「上を向いて歩こう」を演奏し、来場者も曲を口ずさんで一体となっていた。同学科2年の片桐魁さん(20)は「さまざまな人が違いを超えて、平和という目標を持って音楽を楽しむいい時間になった」と話していた。
笹賀公民館と松本看護大・松本短大は立地が近く、日頃から交流が図られていることから企画も円滑に進んだ。会場を彩った折り紙のクローバーは全学部、学科から集まった学生有志が手作りし、教職員が飾り付けた。
笹賀公民館の大槻研一館長は「来場者の満足した表情と温かな拍手に触れ、やって良かったと感じている」、松本短大の木内義勝学長は「音楽ができるのも平和であってこそ。今日教えられた日常の喜びをぜひ守っていってほしい」と話していた。




