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2025年

サイバーセキュリティーの技術競う 関東管区大会に松本工高生徒チームも出場

2026/02/02
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 関東管区内の10都県の警察本部と、一般社団法人日本サイバー犯罪対策センターは1日、同都県のサイバーボランティアや学生などを対象に、サイバーセキュリティーの知識と技術を競うCTF(Capture The Flag)大会を開いた。管区規模の学生の参加を募った10都県の警察が関わるCTF大会の開催は全国で初めてで、各都県の会場などをオンラインでつないで行われた。長野県会場は松本工業高校(松本市)であり、同校の電子工業科3年生3人がチーム「TKG」として出場した。
 若者のサイバーセキュリティーの知識向上などが目的で、最大3人一組のチームで、59チーム・172人が参加した。CTFはさまざまな暗号文などの中に隠された答えを見つけ出す競技で、本大会では初級から上級の難易度の36問が出題され、制限時間2時間で行われた。
 松本工業高校からは、ネットワークセキュリティーに関心のある寳琥太郎さん(18)、警察官志望の栗林優人さん(18)、2人に誘われた堀内英太さん(18)が出場。3人はCTFの大会に初挑戦で、寳さんは「協力して数問は正解したい」と話していた。
 競技がスタートすると、3人は初級問題から取りかかった。インターネットやAI(人工知能)などを駆使して、出題された暗号にある画像の場所を調べたり、ネットワークセキュリティーに関する知識のクロスワードを解いたりした。「えっ、解けそう」などと笑顔を見せながら次々と問題に挑んでいた。TKGは、中学・高校のサイバーボランティア部門で3位に輝いた。

CTF大会の長野県会場。問題に挑む松本工業高校の生徒3人