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2025年

氷の芸術 夜に浮かぶ 木曽町日義・旭の滝 ライトアップ 

2026/01/31
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 木曽町日義宮ノ越の南宮神社境内にある「旭の滝」がライトアップされ、冷え込みとともに滝の表情が変わり始めている。今季は水流の向きを北側へ変えたことで、昨冬まで氷瀑になっていた場所に細いつららが姿を見せ、岩肌の暗部とのコントラストが淡い冬の景観をつくり出している。
 滝は平成26(2014)年、文献や古老の証言を基に氏子らが復元したもので、ライトアップは復元に携わった地元の巾恒美さん(79)が29年から続けている。巾さんは「落ちた氷が参道側に飛ばないよう水の向きを変えたが、どうせなら芸術性も高めたい気持ちもあってね。思っていた以上にいい形が出てきた」と話す。照明の位置も調整を進めており、青や赤、黄など色が移り変わる光が落差約20メートルの滝を浮かび上がらせる。
 厳しい寒さが続けば、つららは層を重ねるように太さを増し、滝の輪郭そのものも氷の造形へと変わっていく。
 ライトアップは午後5時から翌午前2時まで。冷え込めば3月初旬まで点灯を続ける。南宮神社は、国道19号の巴淵交差点から木曽町福島方面へ約200メートル。

照明に照らされ、氷の造形や流れ落ちる水が淡く浮かぶ旭の滝(28日午後10時ころ)