広報表紙 生成AIで作成 松本市秘書広報課の丸山さん 初の試み、市民に好評
2026/01/30
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松本市の広報紙「広報まつもと」2月号の表紙が生成AI(人工知能)で作成され、完成度の高さが話題になっている。中心市街地の中町通りを自転車で行き交う男女を中心に配置したアニメーションのようなデザインで、表紙に生成AIを活用したのは初めてだ。
作成したのは本年度から広報紙の作成を担当する市秘書広報室の丸山潤さん(33)。前年度までの6年間担当した職員は自らイラストを描いて表紙を作成していたため、丸山さんは「自分はイラストを描けないのでフリー素材を活用していたが、生成AIを活用してみようと思い立った」と話す。
表紙のデザインは4月1日から自転車に青切符が適用されることを受けた特集「グッドマナーで、漕ぎ出そう」をイメージした。生成AIのソフトを使って実際の中町通りの写真を取り込んだ上で、複数回の修正を加えて仕上げた。表紙の右下には「表紙は生成AIで作成しました」との文字を入れた。
表紙を見た市内の女性(39)は「穏やかな色調で好印象を持った」、市役所を訪れた男性(29)は「青春アニメのワンシーンのようで、思わず手に取ってしまった」と評価していた。
市は令和6年12月に生成AI(人工知能)を活用して業務の効率化・高度化を図るため利用ガイドラインを改定し、利用できる業務の範囲を広げた。効果的な使い方や活用シーンをまとめた付録「Appendix(アペンディクス)」を新たに作成し、オンライン上の庁内情報システムで共有している。
丸山さんは「生成AIの活用に可能性を感じた。好評なので、また表紙に使ってみたい」と話している。




