塩尻東地区 住民の居場所 大人集う「よるの食堂」好評
2026/01/29
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塩尻市社会福祉協議会と塩尻東公民館、ふれあい食堂あれいが、塩尻東地区の住民の居場所づくりとして民家で開催している「よるの食堂」が好評だ。手作りの料理を味わったり、酒を酌み交わしたりしながら親睦を深めており、地区行事の減少などで人と人の関係が以前より希薄になる中、住民間の新たなつながりを生んでいる。
23日に、ふれあい食堂あれい代表の武居博明さん方で開催された本年度3回目の食堂には約20人が参加した。普段は子供の居場所づくりとして食事を提供している「あれい」のメンバーが中心となってホワイトシチューなどを用意した。午後4時半に「開店」すると、住民が思い思いの時間に集まり、シチューを堪能した。毎回参加しているという中西条の90歳の女性は「夜はいつも家にいるだけ。ここに来ればみんなと会えて楽しい」と喜んでいた。
よるの食堂は、市の地域まるごと推進員として、東部圏域を担当する市社協の清瀬満智香さん(36)が提案し、塩尻東地区の諸団体の協力で実現した。推進員は住民の相互扶助をサポートすることなどが役割で、清瀬さんは活動の中で特に、高齢者の孤立解消が必要だと感じたという。現役世代も仕事終わりに立ち寄れるようにと夜に開催している。
今は試行という位置付けで、本年度計画分は終了したが、今後も継続開催したい意向だ。清瀬さんは「困った時、寂しさを感じた時、気軽に立ち寄れる場があり続けることが大切だと思う。細々でもよいので長く続けていければ」と話している。



