安曇野市教委と穂商高が文科大臣表彰 キャリア教育の充実に功績
2026/01/29
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キャリア教育の充実で顕著な功績のある教育委員会、学校などをたたえる第18回キャリア教育優良教育委員会、学校およびPTA団体等文部科学大臣表彰の本年度受賞団体に、安曇野市教委と穂高商業高校が選ばれた。市内全域の中学1年生が参加する市教委の「中学生キャリアフェスティバル」、穂商が全学年を対象に行う系統的な「ビジネス探究システム」が評価された。
受賞団体は全国127団体で、うち県内では、上田市の中学校1校を含めた3団体。
中学生キャリアフェスは、さまざまな業種の企業や公共機関などの出展ブースを生徒が回り、働く大人の生の声を聞く年1回のイベントだ。将来や働く意味を考え、進路選択や郷土愛につなげるのが狙いで、最初に堀金中が導入し令和6年度に全7校に拡大した。同様の取り組みは県内では少ない。橋渡勝也教育長は23日の市教委定例会で参加企業が増えていることに触れ「学校、地域との連携をさらに深め、安曇野市らしいキャリア教育の充実に努める」と話した。
穂商生が行うビジネス探究システムは、ビジネスで直面する課題の発見・解決力を育むプログラムで、3年間で段階を踏んで力を伸ばす。県内の商業高では先駆的に5年度に始めた。3年次は地域の企業や店舗などと連携して実践的な学びを行う。
22日は3年生の課題研究発表会が市内であり、地元産の果物を使った菓子の開発・販売や、高齢者向けスマホ講座の運営補助などの成果を全校生徒に報告。生徒会長の3年・山口日菜子さん(18)は「課題解決のためにどう行動するかという非認知能力を高めることができた。今後進む大学でもこの経験を生かしたい」と話していた。




