「ボールを奪う守備徹底へ」 松本山雅・石﨑監督に聞く
サッカーJ3松本山雅FCは、26日で新チームが始動して3週間となる。石﨑信弘監督はゲーム形式の練習を中心に自らホイッスルを持ち、「ゴールを守るのではなく、ボールを奪いにいく守備」をチームに浸透させている。27日に始まる鹿児島市での1次キャンプを前に、調整の手応えなどを聞いた。
―進ちょく状況は。
ボールに対して(奪いに)いこうという意識はかなり身に付いてきている。センターバックの選手が前に出ていくところの意識付けも始めた。もっと前に出ていけるようになれば。
―DF陣に裏を取られないようにと何度も指摘している。
ボールのところは奪いにいくためチャレンジする。その上で、あとはどれだけカバーの意識があるか。1人だけではなく、全体でできるように習慣付けできたら。最初からうまくできるわけではないので、ある程度時間をかけていきたい。
―選手から練習が「きつい」という言葉が聞かれる中で、良い雰囲気で練習するために意識している部分は。
ゲーム感覚でフィジカルを鍛えていくトレーニングを取り入れている。負けたら(伏せてから立ち上がって跳び上がる)バービー(ジャンプ)が待っていて、選手の競争意識を刺激しながらやっている。
―松本での公開練習最終日(23日)に初めてセットプレーを確認した。
昨季は総失点50点のうち、セットプレーからの失点が多かった。そこを改善できれば、ずいぶん失点を減らすことができる。一番はセットプレーを与えないこと。そのために(不用意な)ファウルをするなと選手に伝えている。クロスからの失点も相当多かったので、それも改善したい。キャンプで取り組んでいきたい。
―調整は順調か。
順調にきている。(百年構想リーグの)開幕まであと2週間なので、例年より少し調整のペースは早いかもしれないが、けが人も少ない。ただ、例年より開幕が早いので、万全の状態で開幕戦に臨めることはおそらくないと思う。ゲームで起きたことを改善しながら進めていく形になるだろう。
―鹿児島キャンプから松本に戻らず、開幕戦を迎える。
やろうとしているベースを少しずつでも上げていきたい。キャンプでどれだけけが人を出さずにできるかが重要になる。




