総選挙、厳冬の超短期決戦 各陣営、準備を加速
衆議院は23日の通常国会冒頭で解散された。衆議院の日程が27日公示、2月8日投開票と決まり、事実上の選挙戦に突入した。解散から投開票までの期間は戦後最短で、長野2区(松本市、安曇野市、東筑摩郡など)、4区(塩尻市、木曽郡など)の立候補予定者の各陣営は、超短期決戦に向けて走り出している。
長野2区は、中道改革連合前職の下条みつ氏(70)=松本市深志2、自民党新人の藤田ひかる氏(35)=同市、日本維新の会新人の手塚大輔氏(43)=同市宮渕3、参政党新人の竹下博善氏(43)=長野市中条=の4人が立候補を予定している。
下条氏は通常国会の本会議で解散を見届けた後、松本に戻った。「政治が右傾化しすぎている。独裁になると政治とカネの問題で緩む」と警戒感を示し、「解散になった以上、新党にもなった以上、今までの仲間を大切にしながら、新しい仲間と共に丁寧にやっていきたい」と語る。
藤田氏は、解散で「一層気が引き締まった」と話す。半年前に出馬した参院選と比べて有権者の反応が良く「高市政権の仕事をする政治への期待を感じる。手応えはいい」と受け止める。週末は松本地方や上水内を回り、25日に松本市内で林芳正総務相を招いた総決起集会を開く。
手塚氏は、解散を「早いとは思う」としつつ「直接の信託を得ていない連立政権への信託を問う機会になる」と位置付ける。「組織・団体に頼らずにきた。一人一人に政策を訴えていく」と話す。23日まで京都大学公共政策大学院の受講で京都市に滞在。24日につじ立ちを再開する。
竹下氏は23日、都内で開かれた党の立候補予定者対象の研修会に参加した。選対部長に就く予定の木船潤一・安曇野市議会議員は「ここ30年結果を出していない自民党政治を方向転換するチャンス。日本という国の歴史、日本人であることに価値があるという点で訴えたい」と話す。
◇
4区は自民党前職の後藤茂之氏(70)=諏訪市、国民民主党新人の花岡明久氏(46)=埼玉県朝霞市、共産党新人の武田良介氏(46)=長野市=が立候補を予定する。
後藤氏は衆院解散後に地元に入り、各種会合に出席した。「総理が述べた明るい日本の未来を実現するには責任ある政治が必要」とし、「短期決戦になるが、幅広い人に信じる政治、政策を地道に訴える」と意気込む。
花岡氏は上諏訪駅前(諏訪市)で街頭演説を行い「大義のない解散」とばっさり。「総理が考えるのは自分に都合の良い政治。こういう政治を許してはいけない」とした。選挙戦では大勢と顔を合わせながら浸透を図る。
武田氏は「高市政権が行き詰まり、追い詰められている中での選挙戦」と批判。「自民党政治を根本から変えていく」とした。岡谷市の事務所で長野4区市民連合連絡会と政策協定書を取り交わし、意気込みを語った。



