鉢盛中の教室を地域が活用 いちい囲碁クラブが生徒と交流も検討
2026/01/23
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朝日村古見の組合立鉢盛中学校で、地域住民でつくる「いちい囲碁クラブ」が活動している。生徒数の減少で生じた空き教室活用の一環で、昨年10月以降月に2度、クラブの会員たちが訪れている。今のところ生徒の参加には至っていないが、ゆくゆくは対局したり、手ほどきしたりして交流できればと思い描いている。
会員は山形村や松本、塩尻両市に住む70~80代の13人。毎月第1、第3火曜日が活動日で、20日は8人が参加して、校内の一室でパチリ、パチリと碁石を置く音を響かせた。
囲碁会場に顔を出し、関心を示す子供もいるという。初心者が参加してもいいように、教材を用意し、解説用の大きな盤も持ち込んでいる。会長の小山健二さん(79)=山形村下竹田=は子供でも中には大人に勝るつわものがいるといい、「放課後に来てくれることを楽しみにしている。交流をつくることができればうれしい」と願う。
地域の団体に教室を開放する取り組みは本年度に始まった。地域と連携した教育活動「コミュニティースクール(CS)はちもり」の一環でもある。主に、鉢盛中の学区内の山形村や朝日村、松本市今井の団体を対象とする。同校の藤松隆雄校長は「施設が空いているのはもったいない。地域のサークルに活用してもらえれば」と話している。




