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2025年

誰でも通園制度 試行開始 塩尻・宗賀中央保育園 3月13日まで 市、本格実施へニーズ把握

2026/01/22
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 国の施策「こども誰でも通園制度」が4月に本格実施となるのを前に、塩尻市は今月から宗賀中央保育園で制度の試行を始めた。保護者の就労要件にかかわらず、生後6カ月~3歳未満で保育園に在籍していない市内在住の子供を、1カ月10時間を上限に保育施設に預けられる新たな仕組みで、21日に初回の利用があった。3月13日まで試行し、本格実施の内容を精査する。
 試行は火~金曜日の午前9~11時の2時間で、利用料が1時間当たり300円かかる。初回は0~2歳児の計3人が、保育士2人とおもちゃで遊んだり絵本を読んでもらったりした。2歳の次女を預けた育休中の保育士・木下沙希絵さん=広丘郷原=は「保育園に慣れさせたい。短時間でも利用できるのが良い」と話していた。
 この制度は「子供の育ちを応援し、良質な成育環境を整える」ことを主眼とすることから、希望者が市保育課で利用の申請・登録をした後、担当保育士との親子面談を経て利用予約する流れで進める。子供の様子を把握した上で受け入れ、登録から利用開始までの目安は1週間。今月5日に登録受付を開始し、現在の登録者は3人だ。
 市内では、家庭で保育する世帯向けに、保護者のリフレッシュなどで利用できる「デイ保育」(一時預かり)事業を公立3保育園、私立5保育園で行う。このほか市支所などを会場に「出張デイ保育」を本年度は市内5カ所(各所月2回)で開いており、子育て支援は比較的手厚い。誰でも通園制度を始めるに当たり、保育士確保のため、出張デイは今月から郊外の北小野と楢川の2カ所に絞った。
 本格実施は、吉田ひまわり保育園で行う予定だ。塩原清彦保育課長は「保育士の配置など人材確保の課題も踏まえ、数を増やすのは現実的ではない。保護者のニーズを把握し、事業を進めたい」とする。

誰でも通園制度の試行が始まった宗賀中央保育園