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2025年

松本市教文センター改修へ 4月~10年度末休館 再整備で学都ラボに

2026/01/21
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 松本市がICT(情報通信技術)を生かした子供らの人材育成拠点「(仮称)学都ラボ」として再整備を目指す市教育文化センター(里山辺)の改修工事に伴い、センターは4月から令和11年3月まで休館になる。改修工事は10月から令和10年5月までを予定し、空調設備の更新や電気・機械設備を新しくする。各部屋の用途を変更する模様替えや内装工事を実施し、11年4月にリニューアルオープンする。
 センター内にある「山辺教育支援センター」は8月末に敷地内の旧里山辺地区福祉ひろばに移設し、オンライン教育支援センターは9月に教員住宅・浅間荘(浅間温泉1)に仮設する。休館が長期間になるため、科学実験や天体観測講座は、公民館など代替施設での実施を検討する。
 改修工事では、1階の料理実習室を科学実験室に変更し、市民向けの講座や教職員の実験研修に活用する。大会議室は多目的フリースペース・交流スペースとし、サイエンスショーや講座の発表などに使う。2階の科学展示室は体験・探究コーナーに変え、既存の展示とICT機器を活用して科学の原理原則を体感する場とする。
 市教育政策課の小西えみ課長は「休館期間中はご迷惑をかけるが、新たな施設に生まれ変わるための必要な工事期間として理解を求めたい」と話している。工事費は約16億円を見込み、市は2月17日に開会する市議会2月定例会に提出する新年度当初予算案に工事費を計上する。
 センターは昭和58(1983)年に開館し、3階建て延べ床面積4135平方メートル。市は当初、センターを「科学館」とする計画を立てていたが、臥雲義尚市長の就任後に方針が転換した。

センターの階段ホール。天井の照明はLED(発光ダイオード)に取り換え、階段のカーペットを新調する