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2025年

松本市奨学金返還支援支援最多へ 本年度の申請 対象範囲拡大で相談者増

2026/01/20
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 松本市奨学金返還支援事業の本年度の申請が、令和4年度の創設以降で最多になると見込まれることが、市若者参画課のまとめで分かった。事業は昨年度まで市内の中小企業などに就職した35歳未満の人を対象にしてきたが、本年度は対象範囲を医療法人や社会福祉法人、学校法人などへの就職者にも広げたことから、申請の前段となる相談者が増えた。市は人口定常化と中小企業支援にもつながるとして、事業の周知に力を入れている。
 事業は4年度以降に市内に本社や本店がある中小企業へ就職した35歳未満の人で、奨学金を返済している場合、年間返済額の3分の2以内(上限15万円)を最大5年間分、補助する。
 これまで補助を受けた人は4年度が41人、5年度が56人(うち新規30人)、6年度が70人(同29人)だった。申請受け付けは毎年1月から2月末にかけてで、すでに補助を受けている人も新たに申請が必要になる。本年度は新規の相談者が45人いるため、申請者は昨年度より増えそうだ。
 本年度は対象範囲を広げたことで医療機関や福祉施設、私立学校に就職した人からの相談が増えたという。事前に相談のあった45件のうち、本年度に拡充された法人に就職した人からの相談は14件あった。補助金は就職した時期か、奨学金の返還が始まった時期のどちらかが起算日となるため、同課は「補助金を最大限受けるためには早めの申請が必要になる」とした上で「事業の周知を通して市内の法人に就職を希望する人が増えれば」と期待する。
 申請受け付けは今月7日に始まり、2月27日まで、市若者参画課があるなんなんひろば(芳野)の窓口か、市公式ホームページの電子申請フォームで受け付ける。問い合わせは同課(℡0263・26・1083、火曜日以外の平日午前8時半~午後5時)へ。