相撲稽古にレスリング 県内選手が木曽で合宿 国スポへ競技力向上
2026/01/20
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県内の相撲選手たちが、令和10年県内開催の国民スポーツ大会(国スポ)に向けて力を伸ばそうと合宿を重ねている中、17日と18日は木曽町の総合トレーニングセンターで初めてレスリングの動きに挑戦した。強化指定を受ける中学生を中心に、高校生や指導者、小学生も参加し、相撲とは異なる体の使い方を学んだ。
講師は、全日本社会人選手権優勝などの実績を持つ京都府出身の中西久司さん(55)。現在は滋賀県内の特別支援学校に勤めながら、後進の指導にもあたっている。兄は元プロレスラーの中西学さん。
合宿では、低い姿勢からのタックルや重心を崩すステップワーク、引き技への対処、前さばき、姿勢の保ち方などを紹介。レスリングには相撲にも通じる「押す」「崩す」「支える」動きが多く、体格差があっても勝機を作る技術につながるという。
中西さんは「力任せではなく、アイデアと技術で優位を作ることが大切。体格に恵まれていなくても、技術で勝機を作れる」と話した。長く動き続ける動きと、瞬間的に力を出す動きを組み合わせた練習や、家庭で続けられるトレーニングも紹介した。
参加した中学生は「押す力が強くなりそう」「足の運び方が違って面白い」と汗を光らせた。県相撲連盟理事長の安藤均さんは、指導者の立場から「相撲だけでは身につかない動きがあり、選手の成長につながる」と手応えを語った。学んだ技術を日々の稽古に生かし、国スポに向けた競技力向上を目指す。




