春原さん故郷に感謝の音 東京芸大バイオリン専攻4年生 仲間と弦楽四重奏 31日に公演
2026/01/17
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松本市出身で東京芸術大学音楽学部器楽科バイオリン専攻4年生の春原丸人さん(22)が結成した弦楽四重奏団「Martet(マルテット)」の初公演が31日、松本市島内の市音楽文化ホールで開かれる。昨年10月に同じ学科の仲間たちと結成し、春原さんの名前とカルテット(四重奏)から楽団名を付けた。春原さんは「お世話になった松本の人たちに感謝の心を込めた演奏を届けたい」と意気込んでいる。
1年後輩でバイオリンを専攻する山田雄万さんが、春原さんに会いに初めて松本を訪れた際に自然豊かな環境に魅了されたという。「松本で一緒に演奏したい」と意気投合し、仲の良いビオラの難波洸さん、チェロの山本光心さんを誘って結成した。
春原さんは3歳から松本発祥の音楽教育法、スズキ・メソードでバイオリンを始めた。メンバーは若手コンクールに入賞した経歴を持つ実力者ぞろいで、難波さんは小澤征爾音楽塾やセイジ・オザワ松本フェスティバルに参加した経歴がある。
演目はドボルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」、グリーグの弦楽四重奏曲第1番。マルティヌーの「バイオリンとビオラのための三つのマドリガル」、ハルボルセンの「パッサカリア」も演奏し、チェコとノルウェーの作曲家に焦点を当てる。
春原さんは「全員男性の四重奏団なので、音の厚みを楽しんでほしい。作曲家が曲に込めた思いを伝える演奏を目指したい」と話している。
午後1時開演。チケットは2000円(学生1000円)。問い合わせは日本ヴァイオリン松本店(℡0263・87・5931)へ。




