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2025年

中心市街地再設計に向けた動き本格化 松本市 2月から三つの構想検討始まる

2026/01/15
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 松本市が進める中心市街地再設計に向けた動きが2月に本格化する。松本駅周辺から松本城周辺までの「えきしろ空間」の将来像を描く「えきまえエリアビジョン」、松本駅周辺を「駅まち空間」と名付けて交通機能の強化を目指す「松本駅周辺交通ターミナル機能強化構想」、開発と景観の調和を図る「デザインコード」の各構想を三位一体で令和8年度末に策定する方針で、有識者でつくる協議会などが検討を始める。
 臥雲義尚市長が14日の定例記者会見で三つの各構想について説明した。昨年春に臥雲市長の諮問機関・中心市街地再設計検討会議の提言を受け、市は松本らしさを生かした歩いて楽しめる「ウォーカブル」なまちづくりを実現するための指針を一体的につくる構想を掲げた。
 中心市街地再設計検討会議の後継団体として2月に「えきしろ空間活性協議会」を設置し、公民学連携の組織体制を継続した上で「えきまえエリアビジョン」を策定する。委員10人のうち6人は中心市街地再設計検討会議のメンバーが続ける。
 松本駅周辺交通ターミナル機能強化構想を策定するため、「駅まち空間デザイン検討会議」も発足する。交通の結節点として松本駅周辺の将来像や交通施設などを検討し、JR東日本やアルピコ交通など交通事業者が委員に入る。会議に参加する有識者のうち1人は、えきしろ空間活性協議会の委員と兼務し、情報を共有する。
 「デザインコード」は、松本駅東地区を中心に都市計画上での景観や機能のルールをつくる。それぞれの構想が策定された後、令和9年度までに事業着手し、16年度までに具現化する。臥雲市長は会見で「三つの構想を策定し、市民と共有して街の設計図をつくる次のフェーズ(段階)に進めていきたい」と話した。