大門地区の今昔を地図に比較 塩尻市立図書館が企画展示
2026/01/13
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塩尻市立図書館は2月10日まで、市民交流センター・えんぱーく内の図書館本館で、企画展示「塩尻市大門の今昔」を開いている。地域住民からのリクエストに応えた展示で、えんぱーくが立つ大門地区の江戸時代から現在までの様子を地図や写真で紹介している。
江戸時代の古地図は、幕府の道中奉行所が寛政12(1800)年から7年かけて街道の実態把握のため作成した五街道絵図の中山道部分で、同館の所蔵資料『中山道分間延絵図』(東京美術、全20巻)の第10巻に載る。この資料を基に地元のセイコーエプソンがえんぱーく開館当初の約15年前に作成したタペストリー(壁掛け装飾)を並べる。地図の縮尺は1800分の1、タペストリーは縦1メートル、横3.2メートルの大きさ。当時の「大門村」に住宅が多い様子が分かる。
現代の地図は、街の変化が分かるよう、時代の異なる新旧の写真を張り出して位置を確認できるようにした。かつて郵便局として使われ今も残る明治期の長屋門や、アーケードが覆う昭和期の商店街の写真もある。現在の写真は図書館職員が撮影した。
市民の思い出や過去の情報を募る掲示板も設けた。郷土資料担当の司書・丸山重治さんは「昔を懐かしんだり思い出に浸ったりしてもらえれば。展示内容をデジタルアーカイブ化できたら」と話す。水曜・21~28日休館。




