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2025年

筑北・麻績に氷瀑 厳寒の芸術

2026/01/13
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 連日の厳しい寒さで東筑摩郡北部の筑北・麻績両村では、滝が凍り付いて氷瀑となっている。夏場はしぶきを上げて流れ落ちる清流も、厳寒期には見事な氷の芸術となって訪れる人たちの目を楽しませている。
 筑北村西条の長野道筑北スマートインターチェンジ近くを流れる別所川では、大滝が落差8メートルの氷瀑となっている。滝のそばには不動明王が祭られた橋もあり正面から滝を楽しめる。筑北地域でウオーキングイベントを主宰し、2年前から滝の正面にしめ縄を張っている高野博久さん(55)=坂北=は「間近に見ることができる氷瀑だ。近くの旧国鉄篠ノ井線廃線敷とともに歩いて楽しんでほしい」と話す。
 麻績村北山の佳好砥の滝では、落差約10メートルの切り立った岩肌を宮川の流れが伝うため、岩肌の表面を氷が薄い殻状に覆う珍しい光景が見られる。村によると30年近く前、宮川に県が北山ダムを建設した際、滝つぼなど周辺一帯に遊歩道などが整ったという。

流れ落ちる川の水が凍り付いた大滝(筑北村)