安曇野市長選 前副市長の中山栄樹氏が初当選 無投票で 太田市政を継承
2026/01/12
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太田寛安曇野市長の死去に伴う市長選挙が11日に告示され、無所属の新人で前副市長の中山栄樹氏(73)=安曇野市穂高柏原=以外に立候補の届け出はなく、無投票で中山氏の初当選が決まった。昨年11月の太田さん急逝で浮上した後任問題が決着し、太田市政を支えた中山氏が後継者として市政のかじ取り役を担う。任期は18日から4年間となる。
中山氏は、昨年12月の市議会12月定例会の閉会あいさつで立候補の意向を表明した。太田路線の後継者として中山氏に立候補を打診していた太田後援会の有志、中学校・高校時代の同窓生、市職員OBなどで後援会を組織し、望月雄内前県議会議員らが支援する盤石の態勢を整えた。
11日は午後5時で立候補の届け出が締め切られ、同市穂高の穂高神社参集殿で、「見守り会」に集まった約90人の支援者らが中山氏の初当選に沸いた。中山氏は「一番は市政の安定と事業の継承。太田さんの重い思いを大事に引き継いでいきたい」と語った。
今回の市長選を巡っては、全方位にわたって市民の高い評価を得ていた太田さんの路線をそのままに、「誰が受け継ぐか」が最大のポイントだった。2期目が始まって約1カ月で急逝した太田さんの無念を想像し、選挙のセオリーとされる「出たい人より、出したい人」の意識がより強く働いた。前衆議院議員や県議らの名前が浮上する中、中山氏が「適任」という潮流が無投票につながった。




