母校・県ケ丘高校の100年誌完成 同窓会の記念誌3部作完結
2026/01/11
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松本県ケ丘高校同窓会は、令和5年度に迎えた母校創立100周年の記念事業の一環となる100年誌『若き我等』を昨年12月に発行した。同校を象徴するタイトルやカラーを用いた装丁で、歩みを振り返りつつ卒業生の声や現在の学校の様子を盛り込み、連綿と続く歴史と絆を伝えている。先行して発刊された写真集、人物誌と合わせて大きな節目を記録する記念誌3部作が完結した。

80周年でまとめた以降の20年間を中心とする通史、生徒会活動やクラブ活動などの部門史、座談会や寄稿による母校への思いなどを紹介している。近年の出来事では、英語科から探究科への改編や県内公立高校に先駆けたICT化のほか、地域の記録の意味も込めて新型コロナウイルス禍の影響を詳しく記した。
100年誌はB5判440ページで、表紙はスクールカラーのえんじ色、校歌から取ったタイトルを付けた。重厚な1冊にまとめるのではなく、活用しやすい形を目指し3冊に分けて製作。本編は編集委員15人で8年近くかけて作業し、年配の卒業生ばかりでなく現役生や保護者も手に取りやすいよう懐古趣味に偏らない内容を意識した。
10日は最後の編集委員会が開かれ、完成品を確かめ合った。窪田雅之委員長(69)は「母校設立の背景にある地域の期待や先人の努力が今につながっていると改めて感じた。後輩の皆さんにもわれわれの思いが伝わるものになったのでは」と話している。
700部を製作し、購入予約者に発送したほか中信地区の中学校や高校、図書館などに寄贈する。1冊5000円。問い合わせは同窓会事務局(電話0263・32・0666)へ。



