乗馬ライセンス1級合格 田川小6年生・川上天麻君が快挙
2026/01/10
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乗馬を5歳から続ける松本市の田川小学校6年生・川上天麻君(12)が、乗馬ライセンス1級に合格した。高度な馬術技術や知識、馬とのコミュニケーション能力が必要な上級者向けの資格で、ポニーのさつきと人馬一体となって目標を達成した。将来の夢はジョッキー。午年の飛躍を願い「たくさんの大会に出場して、憧れられる騎手になりたい」と目を輝かせる。
全国乗馬倶楽部振興協会が定める資格で、1~5級があり、実技と筆記試験を行う。川上君の「馬場1級」は、大会出場や指導者を目指す人の目標にも位置づけられる。人馬一体のパフォーマンスに加え、馬の健康管理や装具などの知識が求められ、合格すれば競技会を目指せる。
審査は先月下旬、川上君がレッスンで通う安曇野市豊科南穂高の乗馬クラブ・ホースランド安曇野で行われた。示された複雑な経路や速度で正確に走り、円やS字などの図形を描いて実演した。馬への合図は、タイミングや強弱が違えばうまく走れない。「一番大切なのは馬との信頼関係」と話し、審査前1カ月間は毎日練習して合図する脚の動きや手綱の扱いを何度も調整した。本番ではさつきが一瞬バックする場面があったが冷静に立て直した。「会話はできないけれど、気持ちが通じて走れた時は本当にうれしい」と笑顔を見せる。
幼児期から家族と馬を見るのが好きで、小学2年生で5級に合格し、毎年審査を受けて学年ごとに級を上げてきた。昨年はさつきと同じく相棒のうめと2級に合格。両馬と二人三脚で練習に励んできた。「馬の毛並みが好き」といい、心を込めて世話をし「ありがとう」と必ず伝えている。
同クラブの池上健彦代表(44)は「普段から馬への接し方が優しい。12歳でかつポニーで合格したことは大変な快挙。よく頑張った」とたたえていた。




