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2025年

市会傍聴規則 時代に適応 2月市会に改正案提出 通信機器持ち込み可能に

2026/01/09
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 松本市議会は、市議会・委員会の傍聴規則を見直す。禁止していたスマートフォンやタブレット、パソコンなど情報通信機器の持ち込みは音を発しない状態に限って認め、傍聴者による撮影や録画、動画配信などを禁止することなどを定める。2月17日開会の市議会2月定例会に改正案を提出し、議決後に適用される。
 市議会傍聴規則は昭和44(1969)年、委員会傍聴規則は平成16(2004)年の制定から全般的な改正が行われていないため、時代の変化に合った規則に変える。
 全国市議会議長会が昨年2月に模範となる「標準市議会会議規則」を改正し、松本市など加盟市議会に通知したことを受け、市議会政策部会が昨年4月から見直し内容を協議してきた。
 松本市議会は市議会・委員会で傍聴者の録音を禁止していなかったが、スマートフォンなど情報通信端末が日常生活に不可欠になっていることを踏まえ、音を出さなければ録音やサイトの閲覧などで使用を認める。撮影、録画、放送(動画配信)は引き続き禁止し、情報通信端末を使用したこれらの行為はできない。
 持ち込み禁止物を携帯している傍聴者に対して議長が質問し、応じない場合は入場を拒否できる規定も追加した。傍聴受付証にこれまで通り傍聴人の住所・氏名の記入を求めるが、年齢は不要とするといった細かな改訂もある。
 市議会政策部会の横内裕治部会長(まつも都)は「社会情勢を踏まえて用語を整理し、より分かりやすい傍聴規則にしていく」と話している。16日までパブリックコメント(意見公募)を受け付けており、市議会ホームページのロゴフォームから提出できる。

昨年12月の市議会本会議。傍聴規則の全般的な見直しは57年ぶりとなる