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2025年

松本ヘルス・ラボ 健康食品の臨床研究で連携 岡山大公認の企業と

2026/01/09
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協定書にサインする濱野社長(左)と臥雲市長

 市民の健康増進事業などを手掛ける一般財団法人「松本ヘルス・ラボ」と、岡山大学が公認したベンチャー企業「健康科学評価アカデミー」は8日、食品などの臨床研究の実施について連携協定を結んだ。健康科学評価アカデミーが食品会社・ヘルスケア企業から受託した健康関連食品の有効性や効果を検証するモニター事業の一部を、毎年、松本ヘルス・ラボに委託する。
 松本市役所で締結式が開かれ、松本ヘルス・ラボ理事長の臥雲義尚市長と健康科学評価アカデミーの濱野裕章社長(岡山大学医療開発領域薬剤部講師・副部長)が協定書にサインした。
 臥雲市長は「連携が企業のヘルスケア製品の開発を後押しし、調査に参加する松本市民の健康増進につながることを願いたい」と期待した。濱野社長は「臨床研究で得たデータはモデルケースとして活用し、信州大学など他の大学にも広げていきたい」と述べた。
 松本ヘルス・ラボはヘルスケアビジネスの創出支援を目的に平成28(2016)年に発足し、製品開発のデータ取得が必要な企業と会員をつなぐ「テストフィールド」の役割を果たしてきた。これまでに56件を超えるモニター調査を実施し、延べ1万5000人の会員が参加した。
 専務理事の等々力賢治さんは「モニター調査の信頼度を評価していただき協定締結に至った。松本ヘルス・ラボのブランド力が向上し、モニター調査を実施する他の機関との差別化が図れる」と話していた。