塩尻市役所窓口 受付時間短縮へ 来年度、試行導入 実施部署の範囲検討中
2026/01/09
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塩尻市は来年度、試行的に市役所の窓口業務の時間を短縮する。職員の働き方改革の一環で、検証して導入する方針だ。来庁者が多い市民課での実施が考えられるが、実施部署の範囲や時間は現時点では決まっておらず、市民サービスに大きな影響が出ないよう慎重に検討を進めている。

現在、窓口の受付時間は慣行で職員の勤務時間と同じ午前8時半~午後5時15分だが、窓口を開ける準備や事後処理は時間外勤務が前提となっている。来庁者の対応が多い部署は執務時間内に会議ができないなど「組織としての生産性をそぐ要因にもなっている」(太田文和企画政策部長)。
市は昨年度に窓口の受付時間短縮について検討を始めた。電話対応との整合性をどう図るのかなどの課題も見え、丁寧な検討が必要になっている。職員の中には部署を限定せず「全庁的に取り組むべき」との声もある。
昨年の市議会12月定例会で、太田部長は「十分な説明や周知の期間を設けて理解を得ながら進めることが不可欠。課題を十分に考慮し、適切な窓口の受付時間のあり方を検討していく」と答弁していた。
人口や労働力の減少が進む中、限られた人員で生産性を高め、行政運営の持続可能性を確保する上でも、市は改革は重要だととらえている。



