女子バスケの絈野夏海(松本出身)が大学王座奪還の原動力に ロス五輪出場狙う
2026/01/09
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松本市波田出身の女子バスケットボール選手・絈野夏海(20)=東京医療保健大2年=が飛躍を遂げている。昨年12月の全日本大学選手権大会(インカレ)で主力として戦い、チームは3年ぶりに王座を奪還。優秀選手に選出された。2年前には当時高校生で唯一のパリ五輪日本代表候補に選ばれた実力者で、2年半後のロス五輪出場を狙う。そのために「結果を残し続けたい」と成長を誓う。
1月5日に東京都で開幕した皇后杯でも、その活躍が光った。司令塔としてチームをけん引し、1回戦で社会人チームに勝利。2回戦で敗れたものの、優勝候補の一角で国内トップリーグ所属のデンソーアイリスを苦しめた。
岐阜女子高校3年時に全国高校選手権で3点シュート成功数の歴代最多記録を樹立するなど、これまではシューターの印象が強かった。しかし、一昨年のインカレで左脚を故障。復帰までに4カ月を要する中で「外からチームを見て、チームのあり方や各選手の強みを客観視でき、視野が広がった」。シュートだけでなく、仲間を生かすプレーをより意識するようになった。
今はポイントガードとして地位を確立し、今季はインカレ優勝を含む大学主要タイトル4冠という偉業に貢献した。絈野の成長が確実にチームの成績につながっている。
ただ、“点取り屋”としての自負もある。シュートチャンスこそ以前より減ったが、決定率を上げることで、より存在感を高めるつもりだ。「今年も学生タイトルを全部取りたい」。大学での成功が夢の五輪につながると信じ、日々努力を重ねる。




