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2025年

松本市営葬祭センター 来年度、受動喫煙防止区域に指定 敷地内に指定喫煙所設置

2026/01/08
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 松本市は来年度、市営葬祭センター(蟻ケ崎4)の敷地内を「受動喫煙防止区域」に指定し、センター南東の屋外に指定喫煙所を設ける。令和元年に室内喫煙所を廃止し、敷地内を全面禁煙としていたが周辺の規制はなかった。センター利用者が敷地外で喫煙し、たばこをポイ捨てする行為が常態化しており、近隣から敷地内に指定喫煙所を設置するよう要望が出ていた。
 区域での喫煙は、これまでに指定した区域と同様にパーティションで区切った指定喫煙所のみに限る。センター建物南東の屋外に縦2メートル、横3メートル、高さ2・1メートルのパーティションを設置する。設置費用は約440万円を見込み、令和8年度当初予算に計上する。
 市によると、センター敷地内外でたばこの吸い殻を週に数本回収しており、喫煙に関する苦情が令和5~7年度に計18件あった。親族の火葬による心的ストレスに加え、数時間の待機が必要なことから喫煙の欲求が生じているとみられる。
 市内の指定区域は松本駅お城口広場周辺、松本城公園と旧開智学校周辺、エア・ウォーターアリーナ松本(美須々)、セキスイハイム松本スタジアム(浅間温泉1)に次いで5カ所目となる。市健康づくり課の神田浩課長は「これまでは不特定多数の喫煙者を対象としていたが、今回は施設の利用者を対象とした。必要に応じて指定喫煙所の拡大を検討していく」と話している。

受動喫煙防止区域に指定される市営葬祭センター